心と向き合うときにおススメの本
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無敗営業
「営業力は技術だから、誰でも身につけられる」と著者は言うものの、簡単ではないでしょう。 効率よくその「技術」を身につける方法は、この本から学ぶことができます。職場のメンバーで具体的な「やっちまった~」という経験を共有するのも組織の一体感を増し、… -
世間ってなんだ
鴻上尚史さんの「世間論」は、自分の「世間」を当てはめて考えるとわかりやすい。 35年間、会社員として同じ会社に所属していると、生温かい「世間」に囲まれていたのだろうなぁと思います。企業の中の組織は究極の「世間」かもしれない。 さあ定年後はど… -
対話型マネージャー
1on1で何を話すか。業務/個人/組織と、過去/現在/未来のマトリックスで「すり合わせ9ボックス」として分類、具体例を示しています。具体的な会話例も多く掲載されていて実践がイメージしやすく「これならできるかな」と感じれるかも。 1on1を定期的にやり… -
野の医者は笑う
心の治療とは?野の医者とは?臨床心理学とは? 私にとって臨床心理学は未知の世界だけど、そうかと言ってヒトゴトでもない。野の医者を知ることによって、自分の身の回りで起こるいくつかのコトについて、気持ちの整理がつきました。それは、スピリチュア… -
ポリヴェーガル理論がやさしくわかる本
癒されます、このキャラクター。 自分の中に赤さん、青さん、緑さんがいるんだなと思うとほっこり。 「心を治さないと」「私の性格が悪いから」「努力が足りないから」と考えるより、自律神経がアンバランスになってるなー、って考える方が気楽に生きられそうで… -
なぜ働いていると本が読めなくなるのか
三宅香帆さんのトークセッションが勤務先で開催されると聞き、本棚に放置されていた著作、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を慌てて読んだらとても面白かった!最後はなぜか、じーんときた。 トークセッションから著者の人柄も垣間見えたことでな… -
キャリアづくりの教科書
とても好印象の「教科書」です。厚さの割にはスイスイ読めて気持ちいい。 理由の1つ目は、全体的に主張が片寄っていないことです。著者の知識と経験はすごいものを感じますが、それを強要することなく読者の理解に任されています。「キャリア選択のあり方… -
エフェクチュエーション
エフェクチュエーションとは、 「高い不確実性に対して予測ではなくコントロールによって対処する思考様式」 です。 従来の「目的主導」でリスク予測を重視した「コーゼーション(causation:因果論)」と対をなす考え方です。 起業家が新規事業を立ち上げ… -
まず、ちゃんと聴く。
「まず」というのは、伝える前に「まず」聴くこと。 「ちゃんと聴く」とは、「社会のルールや規範、私の価値観や常識に照らして、善悪正邪を判断するのではなく、全ての人の全ての言動の背景には、その人なりの肯定的意図があると信じるあり方」のこと。 … -
世界は贈与でできている
最近、贈与論というのが話題になっているのでしょうか。 「贈与論はコミュニケーション論でなければなりません」と著者は述べています。税金とか相続とかではなくて、哲学の話です。贈与と交換。この対比で考えるところから私の理解は始まりました。 贈与→… -
自由になるための技術 リベラルアーツ
「あなたは一体どうしたいのですか?」未来を人に聞くのではなく、問いを自分に向けるべきと著者はいいます。 時代の流れは速く不確かとなり、明文化されたルールが追い付かない。こんな時代に大切なのは、「自分自身の価値基準」を持つこと「人間というも… -
リスキリングは経営課題
日本の社会人はそもそも、学ばない。学びたくないのではなく、学べないのでもなく、学ばない。その事実を「中動態的キャリア」という言葉で説明しています。なるほど。腹落ちします。 「企業は従業員それぞれの個の主体性=WILLを、入社してから20年後、ミ… -
定年前と定年後の働き方
「働かないおじさん」とか言われて、ふてくされているシニアのイメージが広がってきているのは残念なことですが、研究によると幸福感は40歳代後半から増しているのだそうです。これを「幸福感のU字型カーブ」と呼ぶそうです。 この書籍ではシニアの働き方… -
天路の旅人
敗戦をまたいだ8年間、中国からインドを徒歩で旅し、帰国後は一商売人として岩手県の盛岡で静かに人生を終えた西川一三。その生き様を『天路の旅人』の著作で追うことができました。 現代文明とは縁のない地で、西川が大切にしたのはその土地その土地での… -
成人発達理論 3冊
①リーダーシップに出会う瞬間 有冬典子著②なぜ部下とうまくいかないのか 加藤洋平著③なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー共著 「知識やスキルを発動させる根幹部分の知性や意識そのものが、一生をかけて… -
農家はもっと減っていい
著者の仕事に対する真摯さに圧倒されます。 経営者として、私が想像できないくらい悩みそして勉強してこられたのでしょう、知識の守備範囲にも驚かされます。 生き方がぶれないことと、独りよがりで突っ走ることは紙一重だと思います。その差は、世の中の… -
学び直し大全
読むというよりは、雑誌のようにぺらぺらめくりながらつまみ読みするのが楽しい本です。 おすすめ書籍もたくさん紹介されているので、ついネットでポチしたくなります。図書館で蔵書検索しても貸し出し中の書籍ばかりなので、良書なのでしょうね。 学びを… -
ネガティブケイパビリティ
私の音楽の嗜好もクラッシックからオペラ、ジャズへと広がり、歳とともに分かりにくい方向に向かっているように思います。 「正解はない」と言われるキャリアカウンセリングにおいても、上手くいったのかダメだったのか、いったいどうしたらよかったのかと… -
自分のスキルをアップデートし続けるリスキリング
リスキリングとは、「外部環境の変化に合わせて企業を変革していくために、従業員を新たに必要となる職務に配置転換していく」ことです。 特にDXなどデジタル関連業務への配置転換が目的となります。ですから、個人の自主性を起点とした「アップスキリング… -
他者と働く
日々の仕事で直面する「技術的問題」は、その道のエキスパートを中心に解決に向けて取り組んでいけるのですが、人間関係のような「適応課題」は手つかずで放置されることが多いように思います。その「適応課題」の解決手段が「対話」だと著者は言います。 … -
キャリアをつくる独学力
「人生をどのように楽しむか」が著者から中高年世代へのメッセージだと受け取りました。 与えられるままにこなすのではなく、「なぜ」「何を」「どのように」仕事をするのか考えることで仕事を自律させる。 頑張ろうと思える、「内的動機」を活かした、「… -
リーダーシップ関連 3冊
リーダーシップ関連の本をまとめ読みしました。 ①部下を幸せにする課長、不幸にする課長 井戸川 寿義著 日本能率協会マネジメントセンター ②リーダーの仮面 安藤 広大著 ダイヤモンド社 ③これからのリーダーシップ 堀尾 志保、舘野 泰一 著 日本能… -
50代からは3年単位で生きなさい
「私にとって仕事って何だろう」と問いかけながら読みました。 仮に余命3年とわかったら、私は今の仕事を続けるのか。朝早くから夜遅くまで、望まぬダイエットまでして何とかこなしている今の仕事。そんなやっかいな仕事を捨てて「し残したこと」に取り掛… -
金子みすゞ詩集
NHKテレビ「100分de名著」の「金子みすゞ詩集」を観ています。 賑やかな浜から深い海の底へ。明から暗への劇的な変化がより一層悲しさを深めるように感じます。(「大漁」) 「みんなちがって、みんないい」違いを受け入れる人間性をすでに持っているのか…