Books– 自分の心と向き合う時間って楽しい! –
キャリアカウンセラーが「自分の心と向き合う本」を紹介します
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センスの哲学
絵画には意味はなくて、あるのはリズム。だから絵画は音楽と同じ。 こんな考え方に衝撃を受けました。 「美術も音楽も、映画も小説も、何かの次に何かが来る、という並びが重なり合った「うねりとビート」である」 (168ページ)、さらに「ポークソテーのマ... -
リフレーミングの秘訣
著者と学生との議論がたくさん掲載されていて自分も一緒に学んでいる気分になります。平易で嫌味がないのが好印象です。 基礎知識に加え、4つの事例とその解説、議論を通して、理解を深めることができます。 特に著者はポジティブリフレーミングを推奨して... -
勉強の哲学
「勉強とは自己破壊である」 ここで言う勉強とは、今までと違う分野を学ぶこと、つまり、リスキリングとか、転職とか、職種変更とか、身近な例で言えばそういうことでしょうか。 長いつきあいの同僚たちと、同じ「ノリ」でテンポよく仕事をしている、そん... -
「好き」を言語化する技術
人気書評家が「書くこと」についてまとめた本の感想を述べるのは、ちょっと勇気が必要でした・・・ですので、第5章で著者がすすめている「見出しをつける」という修正方法を使ってまとめてみました。 私の感じた「よかった!」こと3つを整理してみました... -
絶妙な「聞き方」
本の中で紹介されている技術は、かわいいイラストとともに紹介され、やさしく理解できます。 「人の話は中断しなさい!」という話は、キャリアコンサルタントとしては「え!?」と一瞬思うのですが、なるほどと合点がいきます。 世の中のみんなが聴く技術を... -
無敗営業
「営業力は技術だから、誰でも身につけられる」と著者は言うものの、簡単ではないでしょう。 効率よくその「技術」を身につける方法は、この本から学ぶことができます。職場のメンバーで具体的な「やっちまった~」という経験を共有するのも組織の一体感を増し、... -
世間ってなんだ
鴻上尚史さんの「世間論」は、自分の「世間」を当てはめて考えるとわかりやすい。 35年間、会社員として同じ会社に所属していると、生温かい「世間」に囲まれていたのだろうなぁと思います。企業の中の組織は究極の「世間」かもしれない。 さあ定年後はど... -
対話型マネージャー
1on1で何を話すか。業務/個人/組織と、過去/現在/未来のマトリックスで「すり合わせ9ボックス」として分類、具体例を示しています。具体的な会話例も多く掲載されていて実践がイメージしやすく「これならできるかな」と感じれるかも。 1on1を定期的にやり... -
野の医者は笑う
心の治療とは?野の医者とは?臨床心理学とは? 私にとって臨床心理学は未知の世界だけど、そうかと言ってヒトゴトでもない。野の医者を知ることによって、自分の身の回りで起こるいくつかのコトについて、気持ちの整理がつきました。それは、スピリチュア... -
ポリヴェーガル理論がやさしくわかる本
癒されます、このキャラクター。 自分の中に赤さん、青さん、緑さんがいるんだなと思うとほっこり。 「心を治さないと」「私の性格が悪いから」「努力が足りないから」と考えるより、自律神経がアンバランスになってるなー、って考える方が気楽に生きられそうで...