エフェクチュエーション

エフェクチュエーションとは、 「高い不確実性に対して予測ではなくコントロールによって対処する思考様式」 です。

従来の「目的主導」でリスク予測を重視した「コーゼーション(causation:因果論)」と対をなす考え方です。

起業家が新規事業を立ち上げるときに必要な考え方として紹介されていますが、私のように定年退職を前にどっちの方向に進んでいったらよいのかわからない!と悩むおやじたちにも指針となる考え方だと感じました。

5つの原則(手中の鳥の原則/許容可能な損失の原則/レモネードの原則/クレイジーキルトの原則/飛行機のパイロットの原則)は、私たちも無意識のうちに少しは実践していると思います。この実践を理論に当てはめることでより精度よく先の読めない人生への取り組みができるのではと思いました。

後半を著述している中村龍太氏はサイボウズ社の執行役員です。

なにより、カバーがカワイイですよね(^^)

エフェクチュエーション ~優れた起業家が実践する「5つの原則」
吉田満梨・中村龍太著 ダイヤモンド社

2024/3/10

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この記事を書いた人

・キャリアコンサルタント(国家資格)
・2級キャリアコンサルティング技能士
・日本キャリア開発協会会員(CDA)

電気メーカーで技術者として働く。
コミュニケーションスキルを磨くためにカウンセラーの勉強を始めたが、その奥深さにハマり国家資格を取るまでになる。
マンツーマンのカウンセリングを得意とし、ビジネスキャリアの相談や職場の部下指導には定評がある。

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