世界の1位か2位になる価値がある事業に、人材や資本を投入する戦略を「1位2位戦略」と呼びます。
この戦略を使って、ジャック・ウェルチがゼネラルエレクトリック社(GE)の活気を取り戻した話は有名です。
「世界で1位か2位になるつもりの事業を残して、あとはすべて捨てたらどうか?」とドラッカーが言ったとされていますが、実際はちょっと違います。
実際には「ワクワクドキドキしてやっている事業以外はすべて止めたらどうだろう?」と言ったそうです。
さらに、「ワクワクしながらする仕事でなければ、お客様に失礼だよ」とも。
働くことは人の喜びや成長につながっているべきと考えていた、彼らしい言葉ですね。