三宅香帆さんのトークセッションが勤務先で開催されると聞き、本棚に放置されていた著作、
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』
を慌てて読んだらとても面白かった!最後はなぜか、じーんときた。
トークセッションから著者の人柄も垣間見えたことでなおさらでした。読書論であり、仕事論でもあり、自分が普段から感じていることが言語化されており腹落ち感この上ない。
キャリアコンサルタント資格は「新自由主義」の申し子だったのだ。足もとをすくわれた。謙虚な気持ちを忘れないようにしよう。こういう「ノイズ」が読書の醍醐味なのだ。
結論までがとても長いけど、そこに至るまでの「ノイズ」の大切さにも改めて気付かされました。
なぜ働いていると本が読めなくなるのか
三宅香帆著 集英社新書
2024/11/4