「私にとって仕事って何だろう」
と問いかけながら読みました。
仮に余命3年とわかったら、私は今の仕事を続けるのか。
朝早くから夜遅くまで、望まぬダイエットまでして何とかこなしている今の仕事。
そんなやっかいな仕事を捨てて「し残したこと」に取り掛かるのか。
そもそも「し残したこと」って自分にとってなんだろう。
「金に糸目つけず美味しいものを食べたかった」とか、
「ギターで『アルハンブラの思い出』が弾けるようになりたかった」とか、
泣きながら思うのか。
どうもピンとこない。
それじゃ仕事を続けるのか。
仕事が生きがいだから、って言いながら。
それも嘘くさい気がする。
結局のところ、
「自分はどう生きたいのか」がわかっていない。
「存在欲求」で生きていない。
そういうことなのだと思う。
「心理学を生きる」ということ。
それは頭と体で心理学の理論を学ぶということなのだな。
そんな人生後半戦も悪くないと思う。
50代からは3年単位で生きなさい 諸富祥彦著 KAWADE夢新書
2022/2/6