50代からは3年単位で生きなさい

「私にとって仕事って何だろう」
と問いかけながら読みました。


仮に余命3年とわかったら、私は今の仕事を続けるのか。
朝早くから夜遅くまで、望まぬダイエットまでして何とかこなしている今の仕事。
そんなやっかいな仕事を捨てて「し残したこと」に取り掛かるのか。
そもそも「し残したこと」って自分にとってなんだろう。


「金に糸目つけず美味しいものを食べたかった」とか、
「ギターで『アルハンブラの思い出』が弾けるようになりたかった」とか、
泣きながら思うのか。

どうもピンとこない。
それじゃ仕事を続けるのか。
仕事が生きがいだから、って言いながら。
それも嘘くさい気がする。

結局のところ、
「自分はどう生きたいのか」がわかっていない。
「存在欲求」で生きていない。
そういうことなのだと思う。

「心理学を生きる」ということ。
それは頭と体で心理学の理論を学ぶということなのだな。
そんな人生後半戦も悪くないと思う。

50代からは3年単位で生きなさい 諸富祥彦著 KAWADE夢新書

2022/2/6

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この記事を書いた人

・キャリアコンサルタント(国家資格)
・2級キャリアコンサルティング技能士
・日本キャリア開発協会会員(CDA)

電気メーカーで技術者として働く。
コミュニケーションスキルを磨くためにカウンセラーの勉強を始めたが、その奥深さにハマり国家資格を取るまでになる。
マンツーマンのカウンセリングを得意とし、ビジネスキャリアの相談や職場の部下指導には定評がある。

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